厳島神社挙式のレポート
潮風と、白無垢と、大鳥居と。
瀬戸内の海に浮かぶ、神の島・宮島。
3月のやわらかな陽差しのなか、厳島神社でひとつの新しい家族が誕生しました。
白無垢と紋付袴に身を包んだお二人の姿は、古来より変わらぬ日本の美しさそのもの。
凛としながらも、どこか温かくて——そんなお二人らしさが、この一日のすべてに宿っていました。
鏡の中に映し出されたふたり。はにかんだような新婦の笑顔と、真剣なまなざしの新郎
——この一枚に、この日のすべての感情が凝縮されているようです。
寿」の文字が刻まれた人力車を前に、いよいよ挙式へ。
紋付袴の新郎が白無垢の新婦にそっと手を差し伸べる、その所作のやさしさに思わず胸が熱くなります。
春風を感じながら、並んで人力車に揺られるふたり。
緊張がほぐれたのか、自然とこぼれる笑顔がとても愛らしく、周囲の参拝客の視線も自然とお二人に集まっていました。
青空のもと、大鳥居を背にして並ぶお二人。黒と白、凛とした対比の美しさ。
互いを見つめ合うその眼差しに、ただならぬ幸せが満ちあふれていました。
神前式の間、篳篥(ひちりき)とともに笛の音が厳かに響きます。
この音色が厳島神社の空気をさらに引き締め、ふたりの誓いをそっと神さまへと届けていくようでした。
三三九度の儀式が厳かに進みます。巫女さんから盃を受け取る新郎の表情は、凛として真剣。
この瞬間から、正式にふたりの人生がひとつになりました。
春のやわらかな光の中、厳島神社で紡がれたおふたりの誓い。
人力車で大鳥居をくぐり、雅楽の音色とともに神前に立つ——その一瞬一瞬が、日本の美しい結婚式の原点そのものでした。
私たちはこの日、おふたりの大切な節目に寄り添わせていただき、心から光栄に思っています。
これからも笑顔あふれる毎日が続きますように。末永くお幸せに。